「七里田温泉」は長湯温泉から5キロほど東に行ったところにある温泉。
長湯からは少し離れるのですが、ここの温泉の「ラムネの湯(下ん湯)」は炭酸量日本最高レベルの温泉!もちろん源泉掛け流し。
上の写真のように、温泉に入っていると体に炭酸がつき、更に体から上へ炭酸が浮き立つほど。そんな「七里田温泉」をご紹介します♪
※注意:2022年1月22日に大分県であった震度5強の地震により、七里田温泉の下ん湯は湯量が1/10になったそうです。
同月24日から利用停止しているとのことですので、もし気になる方は一度現地へご確認をお願いいたします。
\長湯温泉まとめをご覧になれます/
>>【日本一の炭酸泉】湯治として有名な長湯温泉の宿泊施設・立ち寄り湯まとめ!
「七里田温泉」のアクセス・営業時間・駐車場等
アクセス方法
施設情報(泉質・営業時間・駐車場等)
ラムネの湯(下ん湯):マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉(炭酸泉)
ご利用をお考えの方は一度現地へご確認ください。
木乃葉の湯:大人300円
小人200円
ラムネの湯(下ん湯):500円
タオル:1枚220円
ラムネの湯(下ん湯):36〜37℃
温泉の効能
木乃葉の湯 | マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉(炭酸泉) 性状:褐色系にごり湯 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩など(入浴)慢性消化器疾患、高血圧、糖尿病、肝臓病他(飲用) |
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ラムネの湯 (下ん湯) | マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉(炭酸泉) 性状:無色透明多数の炭酸ガスの気泡を含む 効能・:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩など(入浴)慢性消化器疾患、高血圧、糖尿病、肝臓病他(飲用) |
炭酸量日本最高レベルの温泉!
長湯温泉から5キロほど離れたところにある七里田温泉。長湯温泉が秘湯とすれば、少し離れたこの温泉は秘湯中の秘湯です。
立ち寄り湯NO1に選ばれた「ラムネ温泉館」よりも炭酸量が多く、更に温度が高い温泉です。
温泉といっても、七里田のラムネ温泉の温度は少し低めの36〜37度。ラムネ温泉館の32℃と比べると確かに高いのですが、通常の温泉の温度が40℃とすると、それよりは低めです。
炭酸泉の特徴として高温になると炭酸が抜けてしまう性質があります。
日本全国で見ると西の炭酸泉の方が温度が高いところが多く、長湯温泉では炭酸泉としては温度が高い上に、最高高濃度の炭酸が溶けているのが特徴。
この七里田温泉のラムネの湯は炭酸泉の中でも高温の温泉であり、更に炭酸の量が日本一のレベルと言える温泉です。
ただ炭酸量が多すぎて、その炭酸ガスの影響で昔は倒れる人もいたそう。
用心するに越したことはないものの、現在は換気扇による強制換気をつけているので、安心して入ることができます。
七里田温泉外観・内観
「木乃葉の湯」と「ラムネの湯」。七里田温泉は2つの源泉のある温泉です。
「木乃葉の湯」は坂道の上にあり、「ラムネの湯」は坂道の下にあります。この「ラムネの湯」は地元では「下湯」または「下ん湯」と呼ぶそうです。
登り切れば「七里田温泉館」の建物があります。
館内です。
下を向くと大分の温泉マークに七里田温泉のマット。こういうマットがあるんですね!!
近隣の農家で取れた野菜や、果物などが販売されている売店もあります。
商品棚の右側のカウンターのある窓口。扉が閉まっていますが、通常なら「だんご汁」や「うどん」などの食事もできるようです。
カウンターの上には水のボトルが置いてあるので今はしていないのかもしれません。
館内には「木乃葉の湯」と呼ばれる温泉があります。こちらは炭酸が体につく温泉ではなく、つかない方の温泉です。
と言っても、体につくほどの量がないだけで炭酸はたくさん入っています。長湯温泉の温泉はすべて炭酸が含まれている炭酸水素塩泉です。
そして広い休憩所もあります。通常ならここで売店の料理を食べたり、みんなで楽しく歓談するんだろうな…ちょっと寂しいですね。
ラムネ温泉(下ん湯)へ
館内でラムネの湯の料金500円のチケットを買い、鍵をもらいます。そして今きた道を途中まで戻り、そのまま道標に沿って進みます。
つきました!!ここが「ラムネの湯(下ん湯)」です。無人の温泉ですが、監視カメラもしっかりついて安心。
温泉館の前には七里田温泉の歴史が書かれてました。
受付でもらった鍵で扉を開け、中に入ります。中は男湯と女湯に分かれていてトイレがありました。
温泉はそんなに広くはないけど、しっかり換気がされています。37℃ということで暖かくないけど、ゆっくり入れば温まる長湯温泉の泉質です。
入浴の心得があるのでしっかり読んでおいた方がいいですね。
「高濃度の炭酸ガスが噴出しているため、湯船、洗い場で寝そべるのは禁止」ということ。もちろん「飲酒」も禁止です。
そして温泉です。入っているとわかるのですが、体に炭酸ガスがすごくつきます。
ラムネ温泉館でもついたんですが、ここ七里田温泉のラムネの湯は、体についた泡が上に浮いてきます。ちょっとくすぐったいくらい。サイダーの中に入っているようなシュワシュワ具合です。
この「手の写真」は手が動いているように見えますが、実際は静止したまま撮っています。
こんなに炭酸ガスが体につく温泉は本当に珍しく、入っていてとても面白いので一度体験してみてほしいと思います。
なるべく長く入って温まってから出ました。その間誰もきませんでしたが鍵を返しに七里田温泉館にいくと、家族連れのお客さんがラムネの湯の方へ降りて行きました。
まとめ
今回は竹田市久住町にある「七里田温泉」へ行ってきました。
長湯温泉から5キロほど離れた場所にある七里田温泉のラムネの湯(下ん湯)は、炭酸量日本最高レベルの温泉!
温泉に入ると体に炭酸ガスがつき、更に炭酸ガスが浮いてくるほどの炭酸量です。
先日行ったラムネ温泉館よりも炭酸のつきが多いのですが、ラムネ温泉館は「炭酸泉」と一緒の大浴場に、温度の高い42℃の「炭酸水素塩泉」とサウナも完備されているので、七里田温泉とはまた違った楽しみ方ができます。
どちらも行ってみてほしいので、ぜひ確認してみてください!
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