「ラムネ温泉館」は二酸化炭素泉として肌に泡がつくとても有名な温泉。立ち寄り湯でお客さんが一番多いと言われる温泉です!!
こちらで出会った方にたくさんの効能を聞きましたので一緒にご紹介します♪
\長湯温泉まとめをご覧になれます/
>>【日本一の炭酸泉】湯治として有名な長湯温泉の宿泊施設・立ち寄り湯まとめ!
「長湯温泉・大丸旅館外湯 ラムネ温泉館」のアクセス・営業時間・駐車場等
アクセス方法
施設情報(泉質・営業時間・駐車場等)
含二酸化炭素ー炭酸水素塩泉(pH6.5)
3歳〜小学生:200円
家族風呂(1室1時間):2000円
タオル:1枚250円
貸しタオル:1枚150円
長湯の旅館・ホテルでの宿泊があれば、レシート提示にて大人300円になります。
家族風呂:42℃・32℃
露天風呂(外湯):32℃(炭酸泉)
サウナ
温泉の効能
泉質 | 含二酸化炭素ーマグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉 含二酸化炭素ー炭酸水素塩泉(pH6.5) |
---|---|
浴用効果 ラムネ温泉(炭酸泉)外湯32℃ 遊離炭酸:1380ppm | 高血圧症、動脈硬化症、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復等 |
浴用効果(炭酸水素塩泉)内湯42度 遊離炭酸:911ppm | きりきず、やけど、関節痛、神経痛、運動麻痺、健康増進等 |
ラムネ温泉外観
ガニ湯から歩いて数分のところにある「長湯温泉・大丸旅館外湯 ラムネ温泉館」。ここは近くの大丸旅館の外湯です。
すごく特徴的な外観は東京大学名誉教授であり、建築家の藤森照信先生が手がけたそうです。
入り口です。
「寒いです。あらかじめご了承ください」と書かれています。ここの「ラムネ温泉館」、内湯は42℃ですが、外湯が32℃で結構寒いです。
内湯と外湯では泉質が違い、内湯は「炭酸水素塩泉」で外湯は「二酸化炭素泉」。外湯の二酸化炭素泉は体に泡のつく温泉で、温度が低いのが特徴。
温泉の温度が高いと二酸化炭素が気化してしまい炭酸ガスが抜けてしまうため、二酸化炭素泉の有効な効果を得られなくなります。
それでも日本にあまりない二酸化炭素泉としては温度が比較的高い方なんです。
少し寒いけど、ゆっくり1時間ほど浸かれば芯から温まる泉質なので問題なし。とても効果の高い温泉で、冷たいからと言って入らないのは非常にもったいない。
その効果を知っている人は日本全国から定期的に入りにくるという素晴らしい温泉です。
店内・ショップ
店内です。
入ると女性のスタッフの方から「どこか長湯温泉で泊まりましたか?レシートがあれば安くなります」と言われて慌ててレシートを探しました。
見つけられないでいると「泊まったなら大丈夫ですよ。300円のところで券を買ってください」と優しく言われ、結局300円にしてくれました。ありがとうございますっ!!
ただ財布を開けるとレシートが入っていたのでちゃんと見せて確認してもらいました。
「クアパーク長湯」に泊まった次の日に来たため、大人500円のところ300円になりました。
温泉はショップを出て庭に行くとありますが、その前にショップを散策しましょう!
オリジナルグッズです。ラムネ温泉のイラストがとてもかわいいですよね。このイラストはイラストレーターや漫画家などをされている南伸坊先生に描いていただいたようです。
ラムネ温泉館ではオリジナルのサイダーを販売しています。
長湯温泉のミネラルウォーター、マグナの販売もあります。
長湯の源泉はとても体に良く飲泉にも親しまれているのですが、濁りや鉄分が多い分保存には不向きだそうです。それを「天然のまま商品化する」ということを目標にしてできたのが、この上の段のマグナ1800という商品。硬度が900だそうです。
下のマグナ300は硬度が300。竹田湧水群の湧き水に、長湯温泉の源泉をブレンドして作られました。
2つともとても体に良く飲みやすいミネラルウォーターです。
庭の家族風呂、オンリーワン、飲泉所
温泉に行こうと思って庭に出ると、前から猫が歩いてきました。かわいい!!!
猫を横目に、ショップを出て左側にロッカーがあるのでそこに荷物を入れます。
大浴場に行く途中にある右側の建物は家族風呂。
そして左側には彫刻家、辻畑隆子さんの「オンリーワン」という彫刻があります。中津市の福沢諭吉像を彫られた方のようです。
なぜ犬の銅像なのかをスタッフの方に尋ねたところ、立ち寄り湯でお客さんが一番くる温泉に選ばれたようで、「ナンバーワン、オンリーワンで行こう」という意味で作られたそうです。
コートを着た紳士な犬でかっこいいですよね!
ラムネ温泉の飲泉所です。コップがなかったので飲みませんでしたが、飲泉所のある施設があるので長湯温泉にきたときはコップを持ち歩いてもいいかもしれないです。
飲泉所いると…またさっきの猫がやってきました。ラムネ温泉で飼っている猫のようで、すごく人懐っこくて寄ってきます。かわいいです。
もう一匹買っているみたいで、写真は撮れなかったんですけど白い猫を一瞬見ました。
奥まで歩いていくと標識が。
右が女性。
左が男性。
ということで右に行ってきまーす!
温泉に入った時に一緒になったお客さんのお話(温泉の効果)
引用:ラムネ温泉館
今回温泉の写真はNGということだったので、ラムネ温泉館のホームページの写真をお借りしております。
こちら内湯です。42℃の暖かい温泉。寒ければ外湯の前にここで十分温まってから外湯に行くのもいいですね。
外湯の写真はないのですが…サウナと広めの温泉があります。
外湯にすでに一人入っていました。多分50、60代くらいの方。外湯の二酸化炭素泉(32℃)に浸かったのですが、3月末でちょっと寒かったので寒そうにしていると、その方が話しかけてきました。
「初めてですか?こちらの方が源泉に近いので温かいですよ」
その方はマスクをしていました。なるほど、と思い、源泉に少し近い、その方と逆の端に行きました。確かに少し温かい。
その方とは3、4メートルくらい離れた位置で、私はマスクをしていなかったので少し遠慮して他の方向を向いて話していたのですが、とてもいい話が聞けました。
その方はこのラムネ温泉に通い出して3、4年くらいだそうで、コロナが流行り出して半年くらいきてなかったけど、最近また再開したそうです。
大分市の方で週1回、旦那様ときているとのお話。
ラムネ温泉は普通のお風呂に比べると寒いけど、1時間くらいゆっくり浸かっていれば体の芯から温まる。だからゆっくり入るのがコツと言っていました。
お話を聞いているといつの間にか私の体に泡がたくさんついていました。ラムネ温泉、すごい!!
コロナの前は全国からラムネ温泉に入るために定期的に来る人がたくさんいたそうで、その人たちからたくさんのラムネ温泉の効果を聞いたそうです。
下記のお話はその方から聞いたお話です。
ラムネ温泉の効能
- 糖尿病の数値が良くなった
- 血圧が下がった
- 首のほくろがとれた
- 目が見えるようになった
上記の効果があった、という人がラムネ温泉に通っていたようです。すごいなぁと思って調べたところ、確かに糖尿病や高血圧症に効果があるみたい。
3に関してはその方自身が「気がついたらほくろがなくなっていた」ということで実際体験した効果だそう。
4の「目が見えるようになった」は、どの範囲でかはよくわからないのですが、親子でよくなった方がいるそうです。
ここラムネ温泉は「二酸化炭素泉(外湯32℃)」と「炭酸水素塩泉(内湯42℃)」の2つの温泉があリ、飲泉もあります。そしてサウナもあるのでかなり長湯できると思いました。
他に聞いた話では、長湯温泉にはラムネ温泉以上に「七里田温泉」という温泉の方が二酸化炭酸濃度が濃い温泉があるとか。
ただ、濃度が濃すぎて倒れる人もいるらしいです…。こちらも行ってきましたのでまた後日書きますね!
それともう一つ、B・B・C長湯という施設があるということ。
宿泊施設だけど自炊も可能な長期滞在型施設。ここに泊まりながら長湯温泉を散策するのも楽しそうですよね。こういうところ大好きです♡
たくさんのお話を伺って楽しかったです!
併設の美術館
そして温泉から出た後は美術館へ行きました。温泉利用者は美術館見学が無料だそうです。
今は企画展で「東佑樹」さんという方の個展をしていて、常設展は「文豪川端康成と高田力蔵画伯展」でした。
温泉で心身ともに癒されたあとは、美術館を堪能しました。
温泉に美術館というのは意外とある組み合わせのようで、小説家や美術家が温泉で文筆活動をすることはよく知られているようです。
美術館を出た後は店内にあったコーヒーを買ってみました。
超硬水の温泉水、マグナ(先ほど写真で紹介したミネラルウォーター)を使用したコーヒーだそうです。
いつもはエスプレッソは買わないけど…マグナのコーヒーはどんなものかな?と思って買ってみました!!マイルドエスプレッソです。
味は、やっぱり苦かったです笑。マイルドでもエスプレッソだから当たり前なんですけど、カフェラテかカプチーノでも良かったかな。
本場イタリアでは、エスプレッソは砂糖をドバッと多めに入れて、かき混ぜずに一気に飲み干すのが正しい飲み方のようなので、私の飲み方が間違ってるだけなんですけどね!
まとめ
今回は竹田市直入町長湯にある「ラムネ温泉館」でした!
「ラムネ温泉館」は日本ではあまりない、二酸化炭素泉で肌に泡がつく温泉としてとても有名な温泉。
外湯の二酸化炭素泉、内湯の炭酸水素塩泉や、飲泉水、サウナ、美術館など、一つの温泉施設でさまざまな楽しみ方ができます。
ラムネ温泉のキャラクターのグッズも販売していますので、ぜひ一度行ってみてほしいです!
\長湯温泉まとめをご覧になれます/
>>【日本一の炭酸泉】湯治として有名な長湯温泉の宿泊施設・立ち寄り湯まとめ!