1917年(大正6年)創業の大丸旅館。長湯温泉を代表する老舗宿の1つです。もちろん源泉掛け流し。
先日アップしたラムネ温泉館は、ここ大丸旅館の外湯になっています。
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>>【日本一の炭酸泉】湯治として有名な長湯温泉の宿泊施設・立ち寄り湯まとめ!
「長湯温泉 大丸旅館」のアクセス・施設情報・駐車場等
アクセス
施設情報
家族湯:1500円(1時間)
使用位置42℃
大浴場
家族湯
温泉の効能
泉質 | マグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉 |
---|---|
浴用適応症 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病 |
浴用禁忌症 | 急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(とくに初期と末期) |
-2021年3月末撮影分-
大丸旅館館内
1917年(大正6年)創業の大丸旅館。長湯温泉を代表する老舗宿の1つです。
当時より続く温泉旅館はここ大丸旅館ともう1軒しか残っていません。100年近い歴史のある宿泊施設です。
こちらは与謝野鉄幹と与謝野晶子の歌碑です。
数々の文化人や著名人に利用されていて、与謝野鉄幹と晶子夫妻も訪れたことがあるそうです。
与謝野夫妻が1932年(昭和7年)に別府文華会主催の国文学講座の講師として招待された際、別府を訪れた後に久住に向かい、長湯の大丸旅館に泊まったそうです。
その時に詠んだ歌が大丸旅館の横、芹川沿いに歌碑として残されています。
大丸旅館左側の入り口から入ります。
老舗旅館なので入り口から趣がありますね!
広い玄関に歓迎され靴を脱ぎます。素晴らしい日本の旅館。今回は立ち寄り湯で寄りましたが一度は泊まってみたい旅館です。
玄関の横には休憩場所。
受付で立ち寄り湯のお金(500円)を支払ってお風呂場へ。長い廊下の先にあります。
実は今回女将さんの計らいで一人で家族湯(通常1500円)に入れました!!というのも、女湯の外側の扉が壊れていて動かなかったらしいんです。
それで「お風呂に入っていると寒いだろうから」ということで、家族湯に入れていただけました♪本当にありがとうございます!
扉を抜けていきます。この奥が大浴場です。
温泉
こちらが男湯、奥が女湯です。
今回大浴場の女湯は見学だけ。
ここは「テイの湯」といい、この名前になったのは理由があります。
昭和30年代の終わりに源泉の乱掘で自噴できない温泉が多くなり、枯渇状態になったそうです。
そんなとき3代目の女将テイの夢枕に白髪の老人が現れ、「隣の茶畑に素晴らしい高熱泉が湧出する」と告げ、そこを掘ると見事に泉源を掘り当てました。
それが「テイの湯」として名前になったというお話があります。
露天?ではなさそうですが、外側にも浴槽がありました。
そして次はメインの家族湯へ。
家族湯の途中に談話室。「ここで与謝野夫妻が楽しくお話ししたんだろうか…」なんて勝手に空想しながら進みます。
ただし、この建物がいつ建ったのかは別の話ということで…。(いつ建ったのかは不明です)
別の玄関なのか、ここは玄関ホールのようです。どこを歩いても趣深い。素晴らしい旅館です。
先日行ったクアパークのようなコテージもいいけど、こういう日本の旅館も本当に素晴らしいと思います。歴史があります…。
こちら家族湯です。
洗い場は1人用。
温泉です。
温泉に入ると山の景色が見えます。静かですごくのんびりできる。田舎の温泉っていいなぁ…♡
今回も1人で誰もいなかったため、ゆっくり過ごすことができました。
でもやっぱり1人では寂しいので早くコロナが終息してほしいと願う今日この頃です。
まとめ
今回は竹田市長湯温泉の老舗旅館「大丸旅館」の立ち寄り湯でした。
大丸旅館は1917年(大正6年)創業の老舗旅館。大浴場のテイの湯が有名で名前の由来となったお話もあります。
歴史のあるとても趣深い建物が素晴らしく、一度は泊まってみたい旅館です。
コロナの影響がなくなったらぜひ行ってみてほしいと思います。
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