園内には「ミニトレイン」や、「機関庫ミュージアム」もあります。
そして「進撃の巨人のAR」が見られる場所にもなっています。
本記事にはAR未掲載ですが、AR写真のまとめ記事を書きましたのでこちらもご覧ください!
>>【進撃の巨人 AR】アプリで巨人のARが見られる場所まとめ!(AR写真あり)
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「豊後森機関庫」のアクセス・開館時間・駐車場等
アクセス
施設情報
玖珠町役場(商工観光振興課):0973-72-7153
下記に写真を掲載
駐車場
豊後森機関庫公園を目指して行くと駐車場の看板があります。メルサンホール第2駐車場の方が近かったです。
旧豊後森機関庫と旧転車台、その歴史
ここ、豊後森機関庫公園には「旧豊後森機関庫」「旧豊後森機関庫転車台」「豊後森機関庫ミュージアム」があります。
「旧豊後森機関庫」とは、蒸気機関車時代に車庫として利用されていた建物です。
そして「旧豊後森機関庫転車台」とは、蒸気機関車を回転させるために使われていた転車台です。
その歴史はとても古く、1934年(昭和9年)から始まりました。
その年に九大線が前線開通したことに伴い、ここ豊後森機関区の車庫も完成します。
当時蒸気機関車は前後の区別があり、一度入ってきた機関車を方向転換のために回転させなければならず、豊後森機関庫の回転させる転車台とその機関庫は、久大線の中継拠点として大活躍しました。
最盛期には車両25両と職員200人以上が働いていたそうです。
ですが、戦時中は軍事輸送の拠点だったため、1945年の終戦直前に米軍機の機銃掃射によって3名が亡くなるという惨事も起こります。
その傷跡は未だ残っていて、旧機関庫の裏に回ると今も弾痕が残っています。
1970年(昭和45年)、ディーゼル車導入で蒸気機関車が姿を消すと、転車の必要がなくなり、1971年(昭和46年)にはその役目を終えました。
その後2001年(平成13年)に、地元の有志により保存委員会が結成され、保存のために2万人以上の署名を集めて町長に提出。2007年(平成19年)、玖珠町がJRより旧機関庫と敷地を買い取ります。
そして、2009年(平成21年)に経済産業省の近代化産業遺産に認定され、2012年(平成24年)には登録有形文化財となりました。
九州各地にあった「扇形機関庫」は現在ではすべて解体され、九州で唯一残っている「扇形機関庫」として、玖珠町のシンボルになっています。
蒸気機関車「キューロク」
旧機関庫の前には蒸気機関車があります。
1919年(大正8年)に製造された蒸気機関車です。1974年(昭和49年)まで55年間、長崎本線や唐津線で活躍した機関車です。
「キューロク」という愛称で親しまれています。
長崎で原爆が投下された時期には多くの被災された人々を乗せて走り、人命救助やその他日本文化の交流、経済の発展に多大な貢献をしたそうです。
福岡県の志免町の公園に保存されていましたが、老朽化による解体処分が公表されたことから多くの人からの救済の声が届き、玖珠町が譲渡を受けて、2015年(平成27年)に保存することになりました。
すでに100歳を超えた蒸気機関車と旧機関庫。蒸気機関車があることでさらに味わい深い公園になりましたね。
豊後森機関庫ミュージアムとミニトレイン
「豊後森機関庫ミュージアム」は作業員詰所を改修して使用しています。
今回は中には入らず外から覗いてみました。「子供たちが遊べる空間」になっているようで、たくさんの子供が机の上で何かをしていました。工作をしていたのかな?
日曜日だったので何らかのイベントがあったようです。
また、日曜日にはミニトレインが走るようです。この日は雨だったからか走ってはいませんでした。
玖珠・森のクレヨン(ベーカリー併設のカフェ)
機関庫公園のすぐ目の前には「森のクレヨン」さんというベーカリー併設のカフェがありました。
パンの購入はもちろんランチ、カフェメニューもあるようですよ♡
まとめ
今回は玖珠郡玖珠町の豊後森機関庫公園に行ってきました。
1934年(昭和9年)に完成し、38年間、蒸気機関車の扇形格納庫として活躍した旧機関庫と、旧転車台がある、玖珠町のシンボルになっている公園です。
広い敷地内には歴史的建造物と子供も遊べるミュージアムもあり、楽しめる場所になっています。
そして、進撃の巨人のARがある場所ですので、今回写真を撮ってきました。が…AR写真は載せていません!
インパクト大なので、みなさんが訪れた後に掲載しようと思います。
2021年6月24日追記:ARの記事を書きましたのでこちらの記事もご確認ください!
>>【進撃の巨人 AR】アプリで巨人のARが見られる場所まとめ!(AR写真あり)
また、前にKis-My-Ft2の宮田さんが大分にくる番組があったのですが、その時に「豊後森機関庫がラブライブの聖地」というお話をされていましたね。
さらに、「鬼滅の刃」の映画「無限列車」のときには、この機関車は「無限」と名前が変わっていたようです。
たくさんのイベントがある「豊後森機関庫公園」、昭和の時代を感じられる場所でした。ぜひ行ってみてください!