汲心亭(きゅうしんてい)の名前の由来は、「お茶を汲むということは、お客様に心を汲んで接待する」という意味を込めて付けられた名前だそうです。
美しい庭を見ながら300円で抹茶と和菓子が楽しめる場所です♪
「汲心亭(きゅうしんてい)」のアクセス・営業時間・駐車場等
アクセス
店舗情報
希望者には抹茶(お菓子付き300円)をお出しします(9時~17時)
日曜・祝日:9時~17時
1月29日~1月3日
(庭に向かって座る長椅子がいくつかあります)
歴史のある外観
佐伯市城下町、歴史と文学のみちを歩いていると、井戸のある建物を発見しました。
安井の井戸(あんせいのいど)というそうで、佐伯市指定文化財になっている井戸だそう。
藩医・今泉元甫(げんぽ)が飲み水に困っていた城下西町の人々のために、私財を投じて掘った井戸として昭和初期まで活用されていたようです。
汲心亭(きゅうしんてい)の門。趣のある立派な門です。
下には看板が。「どうぞご自由にお入りください」ということなので、遠慮なく入ってみます!
門を入ると平屋の家。
そして右手には庭に行く道が。建物に入ってみましょう。
建物内
建物の扉を開けてみると、畳の大部屋が見えます。
「ん?」と思って右手の立て札を見ると…「抹茶一服300円」という文字が!!
「どうぞご自由にお入りください」と書かれていたので入りましたが…罠にかかった気がします。笑
ここは入るしかないでしょう!!抹茶飲みたいし!
玄関の左手にインターホンのようなスイッチがあり、「押してください」と書かれていたので押したのですが、誰も出てこなかったので勝手に上がります。
奥の方にいくと女性がいて、抹茶を一杯注文して椅子で待つことに。
庭に向かって長椅子がいくつか並んでいて、左側に数名のお客さんがいました。
庭を眺めながらほっと一息つきます。
抹茶と和菓子
しばらくすると出てきました!抹茶と和菓子です。美味しそう♪
滑らかな食感の抹茶と、甘い和菓子が本当に美味しいです。
和菓子は佐伯の「お菓子のうめだ」さんの佐伯むすめという味噌饅頭だそうです。
海の市場〇(まる)でも売っているそう。
餡がとても柔らかくて、白っぽいあんこに小豆が混ざっているみたい。生地に大分地産の味噌が練り込んであるそうです。
少し塩味のする生地で、餡とのバランスが絶妙です。
庭を眺めながらゆっくり抹茶を楽しみました。
先日お邪魔した「魚彩 さくら亭」さんもこちらのお店で定期的に「お茶会」を開いているみたい。徒歩3〜5分くらいの場所にあります。
その様子はこちらのホームページに書かれています♪
「魚彩 さくら亭 新緑の茶会」
まとめ
今回は、佐伯市城下西町の「汲心亭(きゅうしんてい)」さんにお邪魔しました。
趣のある建物に、佐伯市指定文化財の安井の井戸(あんせいのいど)が印象的な外観。
中では庭を見ながら抹茶と和菓子が食べられて、本当に癒されました。
「歴史と文学のみち」を歩いていて、一息つくのにはとてもいい場所です。皆さんもぜひ行ってみてください!