大分県竹田市出身の童謡作詞家、童話作家、詩人、佐藤義美記念館です。有名な童謡に「犬のおまわりさん」「アイスクリームの歌」があります。
今回はその記念館のご紹介です。
「佐藤義美記念館」の基本情報(アクセス・入館料・営業時間・駐車場等)
アクセス
入館料・営業時間・駐車場等
小中学生:200円(20人以上団体150円)
城下町パスポート(城下町文化施設共通観覧利用券)も使えます。
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佐藤義美とは
佐藤義美は竹田市に生まれた童謡作詞家、童話作家、詩人です。15歳まで竹田市に住んでいましたが、その後父の転勤に伴い横浜に移り住みました。19歳の時に雑誌に童話の投稿を始めます。
23歳の頃から童謡原稿を頼まれるようになり、国語の教師をしながら童謡と詩を描き続け多くの作品を残しました。「十五少年漂流記」や「ニルスのふしぎな旅」の児童文学の翻訳も手がけています。
1954年(昭和29年)に童話集「あるいた 雪だるま」で第1回産経児童出版文化賞を受賞。戦後発刊された童話集も数多くあります。
また、「佐藤義美全集」(全6巻)は1975年(昭和50年)に第5回赤い鳥文学賞を受賞、代表作の「犬のおまわりさん」は、2007年(平成19年)に日本の歌百選に選出されています。
佐藤義美記念館
この記念館は佐藤義美が晩年を過ごした神奈川県逗子市にあった建物をそのまま再現しています。大正ロマン漂う木造の洋館づくりです。
館内は2階建になっていて、1階には年表があり、スタッフの方が佐藤義美の生涯を年表に沿ってお話ししてくださいます。
2階には絵本や生原稿、絵本の読み聞かせビデオコーナーや童謡の視聴コーナー。また書斎などがあります。
このこのおうち
建物を出て右に、建物に沿って裏に回ると小さな家があります。「このこのおうち」という建物で、迷子のこねこのおうちのようです。家に帰れたようでよかった。
まとめ
数々の童謡や詩を残した佐藤義美。たくさんの展示があり、住んでいた洋館を再現していることから、当時の様子を伺い知ることができます。
城下町にお寄りの際は立ち寄られてはいかがでしょうか。
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