※2021年4月1日に現地に行った記事です。
※2022年4月2日に再訪しました!こちらをご覧ください
2023年のオープンは、3月15日11時からだそうです!!詳しくはツイッターをご確認ください。
オープンまで15年をかけた2600本・6種類の桜が約1ヶ月半の間咲き誇る素晴らしい公園で、すでに桜の名所となっています!
なんと、このしだれ桜の里を創られた理事長さんと副理事長さんにお話を伺うことができましたので、桜と一緒にご紹介します♪
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>>【日本一の炭酸泉】湯治として有名な長湯温泉の宿泊施設・立ち寄り湯まとめ!
「長湯温泉しだれ桜の里(パーク)」のアクセス・開園時間・駐車場等
アクセス
お花見情報
その他、スイセン・菜の花・ツツジもあり
6種類の桜が1ヶ月半にわたり順次咲き誇ります
NPO法人しだれの里を創る会:0974-75-2460
駐車場
敷地外に駐車場あり。
2022年3月9日追記:今年は駐車場が昨年と別のところにあるそうです。
敷地外以外にも、この駐車場の上に行くと、さらに広い駐車場ができています。
「長湯温泉しだれ桜の里」への道と入口のお店
長湯温泉からとても近い場所にある「長湯温泉しだれ桜の里」。長湯温泉観光案内所から歩くと20、30分ほどかかるそうです。
車では、大分市方面から県道30号線を進むと「湯の原トンネル」があり、そこを抜けるとピンクの看板があります。ここを右に曲がります。
2021年4月1日に行ってきました。駐車場に車を停め入口を入ると理事長がいらっしゃり、「今は八重紅しだれが満開」と教えていただきました。
桜の種類は6種類あり、それが1ヶ月半にわたり順次咲き誇るそうです。
園内を入ったところには屋台もあり、2022年の今年はソフトクリーム、だんご汁、こけ玉等4店舗出店しているそうです。
お弁当を持参しての飲食はOKとのこと。少しですが椅子やテーブルもあるので利用したいですね。
苔玉のお店も出ていました。苔玉は1,2年前からブームになっていて、もふもふでかわいいと大人気ですよね。その苔玉がこちらで販売されています。
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※2021年の記事です。入浴料などが変わっている場合がありますのでお気をつけください。 竹田市は大分県の南西部に位置する ...
「長湯温泉しだれ桜の里」の桜の景色
しだれ桜がきれいに咲いています。
上から見下ろす景色が本当に美しく、目を奪われます。
下に降りていくと「菜の花」や「スイセン」などの花も見られ、ピンクの桜と黄色や白の花、緑の草木のコントラストがとても素晴らしいです。
一番下に降りると真上にはたくさんの桜。本日はあいにくの黄砂。残念ながら真っ青の空というわけにはいかなかったのですが、桜は本当に美しいです。
中には濃いピンクの桜も。
入口の反対側の山へ登ると桜と共にくじゅう連山が現れます。
今日はくじゅう連山がはっきりと見えないのが本当に残念。でもこの竹田の地でくじゅう連山と一緒に桜の写真が撮れるのは、写真愛好家の方々の撮影スポットとなりそうです。
まだそこまでの人出はなくきっと年々増えていくと思われるので、今年のうちにきてみるとゆっくりと楽しめるのではないかと思います。
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しだれ桜の里を創った発起人
今回「長湯温泉しだれ桜の里(パーク)」を創った発起人の方にお話を伺うことができました。
右 NPO法人 「しだれの里を創る会」理事長 安部博進さん
左 副理事長 安藤光雄さん
中 お二方と共に運営+苔玉を作り販売している児玉さん
今から15年前の2006年(平成18年)のこと。もともと桜が好きだった安部さんが、長湯の知人を訪ねた時にくじゅう連山を見て、「ここにしだれ桜が見られる場所があれば」と思い、安藤さんに声を掛けたそう。
長湯の元町議で樹木にも詳しかった安藤さんは、自ら重機を動かして土木作業の先頭に立ちます。2人でたくさんの人に協力を仰ぎ、15年もかけてこのしだれ桜の里を創ったそうです。
なんと、理事長の安部さんは現在79歳。そして副理事長の安藤さんは90歳だそうで、お二人ともとてもお元気。
たくさんお話を伺えたのですが、理事長の安部さんは穏やかながら元気な語り口の中にやり手という顔を覗かせ、副理事長の安藤さんはとても穏やかにお話しをされていました。
そして苔玉を作っているという児玉さんはとても親切で、「入口から反対側に回ればくじゅう連山と一緒に桜が見られるよ」と教えていただき、無事に写真を撮ることができました(あいにく黄砂の影響で少し見えにくいのですが)。
私がくじゅう連山と一緒に桜を撮ったのは入口から逆方向にある場所。入口からくじゅう連山を見ると杉の木が邪魔になり、くじゅう連山が見えにくいため、理事長の安部さんは「来年はあの杉の木を伐採する」とお話ししていました。
しだれ桜の里はオープンしたものの、「まだまだ見やすいように手を加える」という気持ちが伝わってきます。
現在は人が入って歩けるような状態になっているのですが、まだ歩きにくい箇所があり歩きやすいスニーカーは必須。
整備を続けているので、本当の完成を迎えるのは5年後だそうです。
理事長の安部さん、もともと「水先案内人」をしていたそう。その後「株式会社アルプ」で取締役に就任。更にセキュリティー会社で「社長をしてほしい」と頼まれたのですが、忙しいため断り、それでも副社長を務めながらこの「しだれ桜の里」を創っていたとか。
とても忙しい中、このような広い桜の里を創ったことは簡単な気持ちではできない。そう思いました。そこで、「なぜ15年もかけてやり抜けたのか」とお伺いしたところ、このような回答をいただきました。
「好奇心旺盛で興味のあることはとことんやる性格。やり始めたら最後までやりぬき、絶対に諦めないという気持ちがある。今までの自分の実績から知り合いがたくさんいて、みんなに助けてもらいながら頑張った。」
そして「今までたくさんの経験をしてきたので、『これをしたい』と決めたら何をすればいいのか頭に浮かぶ。それを順番にやっていくだけ。」
そうおっしゃっていました。その並々ならぬ想いに見習うところが多すぎて「簡単なことで弱音は吐けないな」という気持ちになりました。
桜の咲き誇る「しだれ桜の里」で、素晴らしい景色を眺めながら創った方々の想いを伺えて、本当に素晴らしい体験ができました。
安部さん、安藤さん、児玉さんは現在いつもこの場所にいらっしゃるようですので、訪ねてお話を伺っても楽しいと思います。
2022年「しだれ桜の里」に行ってきました!
2022年4月2日に再訪しました!天気がとても良くて気持ちのいい日でした。
たくさんの人が来園されていて、入園人数は昨年の倍だそうです。
本当に人が多かったのですが、敷地が広いので密になることがなくとても楽しめました。
昨年は黄砂がすごかったため、くじゅう連山が見えづらかったのですが、今年はきれいにくじゅう連山が見られました。
この場所は入り口から真反対の場所です。
桜と一緒に見るくじゅう連山はとても美しく、素晴らしい景色が見られて大満足です。
この日は11時半から音楽の演奏があり、とても素晴らしい音楽を聴きながらのお花見。
音楽は初めての試みだそうです。
昨年よりももっと整備が進んだそうで、とても歩きやすくなっていました。
とても美しい桜が満開で、種類の違う桜が次々と咲いていくので、時期が少し外れても訪れやすいのが本当に魅力的だと思います。
昨年にはなかった記念碑がありました。できれば全国各地から、毎年たくさんの人にご来園いただいて、長湯温泉に泊まっていただければうれしいと思います。
2022年の屋台などの販売店
2022年は昨年よりも屋台が増えていました!
お客様が多くて屋台全体の写真は控えたのですが、揚げ物や焼きそばなどの屋台と、お弁当販売のお店。桜ソフトクリームのお店などがありました。
また、食事以外にも、昨年もあった苔玉のお店とハンドメイドのお店も出店していました。
ここは宇佐からあげやワカサギの天ぷら、ロングポテトなどを販売している屋台です。
おいなりさんや焼きそば、あんこもちと大きいドーナッツ、だんご汁などもありました。
宇佐からあげやロングポテト、ワカサギのからあげなどを食べましたが、すべて美味しかったです!
他にも袋いっぱいの生椎茸の販売が100円(税込)であり、買って帰ってバター醤油焼きにして食べたのですが、本当に美味しかったです。
私はだんご汁を買っていただきました。お出汁がよく出ていてとても美味しいだんご汁で、少し肌寒かったのもあり温まりました。
こちらは以前ご紹介した温泉宿泊施設「クアパーク」さんの出店しているお店のお弁当です。
13時前に立ち寄った時には、お弁当の種類はすでに助六弁当しかなかったのですが、その他にも幕の内弁当やとり天弁当など、他に3種類ほどあったようです。
今回家族でお花見に行ったのですが、家族がこちらのお弁当を食べてとてもおいしかったと言っていました。
お弁当自体は長湯の旅館や飲食店が作っているお弁当だということで、プロのお弁当が堪能できて、家族もとても満足のようでした。
クアパークさんのお店で販売している湧水茶屋のさくら餅です。
購入したのですがこれもとてもおいしかったです!
長湯温泉の入浴剤と言えば「長湯Hot Tab」。長湯温泉と同じ炭酸のお風呂が楽しめます。
体がとても温まる、個人的には一押しのおすすめ入浴剤で、私は1週間に一度はこの入浴剤でゆっくりとお湯に浸かるようにしています。
睡眠の質がとても良くなると感じるので、一度試してみてほしいと思います。
九重町の朝取れ苺だそうです。試食もしていました。
この日だけの販売だったようですが、販売されてからすぐになくなってしまいました。
このように、「その日だけの販売」のものもあるようで、これは行った時のお楽しみですね♪
その他、さくらソフトクリームや、生乳ソフトクリームもありました。
さくらソフトクリームは家族が購入していましたが、こちらも美味しかったそうです。
本当は桜を見た帰りにどこか飲食店に寄って帰るつもりだったのですが、結果的にここしだれ桜の里で販売されている食べ物がとても美味しく、家族に大好評でした。
こういうところの屋台販売やお弁当販売は、あんまり美味しいところがない印象だけど、手ぶらで来てもここなら美味しいのでおすすめです。
飲食系以外には、昨年同様に苔玉のお店があります。
こちらを経営している、昨年お話しさせていただいた「児玉さん」と、1年ぶりに再開しました。
やっぱり気さくで、とても面倒見が良さそうな優しい方です。今回も椅子に座っていろいろとお話しさせていただきました。
理事長の安部さんは、入り口のところにいらっしゃったので少しご挨拶をさせていただきました。
副理事長の安藤さんはいらっしゃらず、お会いできなかったのですが、またいつかお会いしたいと思います。
場所は飲食系の屋台の真裏にあり、かわいい苔玉が見られるのでぜひ寄ってみてください。
植木のお花もあります。
また、その隣には手作り雑貨の販売コーナーも。かわいい雑貨が並んでいます。
こちらで出展されている方は大分市在住だそうで、ハンドメイドの布小物、和小物、編み物、木工品などを5人組で作成しているそうです。
出店は4月2・3日(土・日)と、9・10(土・日)のようですので、苔玉のお店とともにぜひ覗いてみてください。
インスタグラムもありますので、見てみてくださいね!
キーホルダーの手作り体験もできます。
そして購入したのがこのかわいい毛糸のタワシ。税込で300円でした。
アクリルの毛糸で作っていて、洗剤を使わなくても水だけで食器などが洗えるものだそうです。
これで食器洗いが楽しくなりそうです♪
2022年のお花見も本当に素晴らしく、一年に1回遠出して見に行ってもいいくらいの価値のある場所です。
帰りは「湧水茶屋」さんで買い物をして帰りました。
まとめ
2021年3月20日オープンの「長湯温泉しだれ桜の里」。たくさんの人に支えられながら強い気持ちで作られたこの公園は、桜の季節には1ヶ月半もの長い間、素晴らしい景色を見せてくれます。
ピンクの桜が一面に咲き誇る園内でゆっくりと散策をしながら、お弁当を食べるのも楽しいと思います。
帰りには長湯温泉で温泉に浸かって帰ると、日帰りの楽しい旅になりますよ♪
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