1978年創業。すべて自家焙煎し、世界各地の豆から厳選されたこだわりのコーヒーを提供してくれる珈琲店です♪
「珈琲店みまつ」のアクセス・営業時間・駐車場等
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店舗情報
マスターがこだわり抜いたコーヒーを提供するお店
1978年創業のみまつさん。18年前にここ、中央町に移転されたそうです。
4人がけのテーブルが5つ。レトロクラシックな落ち着いた雰囲気の珈琲店。
店内には焙煎室あり。ただ焙煎すると結構煙が出るとのことで、基本的にはご自宅の焙煎室で焙煎されるそう。
ここのマスター、本当にコーヒーが大好きでものすごくこだわっています。
フィルターやドリッパーなども販売。
そしてたくさんのコーヒー豆。コーヒー豆も販売されていて、家で挽けない方はこちらで挽いてくださいます。
珈琲店みまつのメニュー
左のメニュー。今月のグルメコーヒーは「キューバ」。マスターが世界のコーヒーを調べて「美味しい」と言われるコーヒーを厳選。月毎にグルメコーヒーとして提供しているそう。
そして右のメニューはコーヒー豆の販売。100gの値段が書かれています。
通常なら「コーヒー焙煎体験講座」もあるようです。でも今は残念ながら中止中…。
「ストレートコーヒー」と「ブレンドコーヒー」。そして「サンドイッチ」などの軽食メニュー。
さすがの珈琲店。たくさんのコーヒーメニューが並びます!
「コーヒーアラカルト」と「アイスバリエーション」。「ケーキ」や「ココア」、「ミルクティー」も置いています。
今月のグルメコーヒーの「キューバ」。そしてケーキの「ショコラバナーヌ」を注文
コーヒーがたくさんあるので迷いましたが、やはりここは今月のグルメコーヒーにしてみました。
そしてケーキは「ショコラバナーヌ」。生クリームは「コーヒーを飲みながら途中で味を変えるために」ということでした。
最初にコーヒーを頂きました。香りがすごくいいです。家でコーヒーを淹れるときは挽いた豆でドリッパーを使って温度を確認しながら淹れるのですが、残念ながらここまでいい香りはしません。
店内に漂うコーヒーの香りもいいのですが、少しカップに顔を近づけただけで、ものすごくコーヒーの香りがします。家ではこれは体験できません。
そして一口飲むと衝撃が走りました。めちゃくちゃ美味しいんです!!!舌の上で香りと味が広がり、甘味、酸味、苦味、旨味を刺激し、雑味がなく、これがきっとコーヒーそのものの味。パーフェクトという感じです。
この「キューバ」の味わいがしっかりそのまま出ているんだろうと思いました。熟練の技術は本当にすごいです。
そして、ショコラバナーヌ。こちらもとても美味しい♪フォークを入れると下の方が何か「モチッ」とした感触。「潰したバナナかな?」と思いつつ、ショコラとクリーム、そしてバナナの美味しさが幸せを運んでくれます。
生クリームもコーヒーと一緒に出してくださるのですが、コーヒーがあまりにも美味しすぎて何も入れたくない気持ちでした。
ただマスターによると、「コーヒーの味がしっかりしているので、生クリームや砂糖を入れても負けないでコーヒーの味を楽しめる」と。
少し入れてみました。飲んでみると…マスターの言う通りです!生クリームを入れてもコーヒーと生クリームが引き立て合い、すごく美味しい…!!!
コーヒーの味とは本来こういうものなんだとわかりました。
香りが良くても味が美味しくないコーヒーもあるけど、香りが良くて飲んでもその香りを裏切らない美味しさ。コーヒーを飲み終わることに寂しさを感じました。
「他のコーヒーと飲み比べたいな」と思いましたが、次のお楽しみに取っておきます。
マスターとのお話
コーヒーで大切なことは「まず香り、口の中で広がる味わい、喉越し、そして余韻」。会話をしているときなどに口の中に残る余韻が重要で、余韻を感じられるように淹れているというお話しでした。
もうここまでくると「神の領域」です。
マスターにはコーヒー仲間がたくさんいらっしゃって、「焙煎の方法」や、「どこのコーヒー豆がいい」などの話や、みんなで話し合って知識を高め合っているそうです。
「コーヒーは知れば知るほど奥が深い」
マスターはそうおっしゃっていました。この探究心がこの美味しいコーヒーを生み出しているんですね。
また、こちらの本「九州喫茶案内(小坂章子著)」の中に、ここ「珈琲店みまつ」さんも紹介されているとのこと。
小坂章子さんというフリーライターの方が、九州内の選りすぐった喫茶店をめぐって綴っている本です。
みまつさんは九州の美味しい珈琲店の一つに選ばれています。
まとめ
珈琲店みまつ、コーヒーというのは本来こういうものなんだろうなとわかるお店でした。
香りから味、喉越し、そして余韻と、すべて揃ったコーヒーを出してくれるお店。家では到底淹れられないような熟練の技で出されるコーヒーは逸品です。
本物のコーヒーが楽しめますので、ぜひ一度行ってみてください!