これより重要文化財 国宝宇佐神宮本殿に入ります。
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>>【八幡総本宮 宇佐神宮 前編】最強のパワースポットに参拝!本殿までの道のり
宇佐神宮本殿(パワースポットの御神木もこちら)
通常の絵馬の他に「願掛瓢箪絵馬」も。
左から一之御殿、二之御殿、三之御殿と並びます。
上宮本殿参拝
左の一之御殿より参拝します。2拝4拍手1拝です(2礼4拍手1礼と書かれているところもあるので、どちらが正しいかはわかりません)。
みなさん拍手は結構大きな音でされていました。ですので恥ずかしがらずにしてみましょう。
725年造立 一之御殿に八幡大神(はちまんおおかみ)さまとご利益
一之御殿の八幡大神(はちまんおおかみ)さまは、実在したとすれば4世紀後半に「応神天皇」という天皇がおられ、その御神霊が八幡大神さまです(亡くなられた後に神様になったということ)。
「応神天皇」は大陸から文化や産業を輸入して、新しい国づくりを進めた人でした。
八幡大神さまは571年に初めて宇佐の地に現れたそうです。「応神天皇」は弓術の達人とされ、武運の神として崇められ、強いご神力でご守護をされています。
元寇の時に神風を吹かせ、軍船を追い返した神は八幡様というお話です。
ご利益は、必勝祈願・成功勝利・国家安泰・子孫繁栄・スポーツです。
733年造立 二之御殿に比売大神(ひめおおかみ)さまとご利益
二之御殿の比売大神(ひめおおかみ)さまは女性の神様で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)の誓約によって誕生したとされていて、地主神である三女神(宗像三女神)と言われています。
ご利益は、交通安全・海上安全・美容・商売繁盛・財運増大です。
823年造立 三之御殿に神功皇后(じんぐうこうごう)さまとご利益
三之御殿の神功皇后(じんぐうこうごう)さまは、一之御殿の八幡大神(はちまんおおかみ)さま、「応神天皇」のお母様です。
ご利益は、安産・子育て守護・家内安全・女性の応援、出世です。
御神木の大楠と祈祷殿(きとうでん)
こちらは宇佐神宮の御神木の大楠です。樹齢800年だそうで、
EXILEのUSA(うさ)さんがアルバムのミリオンセラーを祈願したことで一躍有名になった御神木とのお話。
奥には祈祷殿(きとうでん)もあります。本厄・前厄などの厄除開運や、古希や喜寿などの祝歳、七五三詣などのご祈祷が執り行われる場所です。
大元神社(おおもとじんじゃ)
この窓から覗くと左手に見える山が御許山(おもとさん)です。
二之御殿の比売大神(ひめおおかみ)さまが降臨になられた神域とされ、「宇佐八幡弥勒寺建立縁起(うさはちまんみろくじこんりゅうえんぎ)」には一之御殿の八幡大神(はちまんおおかみ)さまがはじめて姿を現した場所ともされているようです。
御許山(おもとさん)の山頂にある「大元神社(おおもとじんじゃ)」へはここから拝むことができます。
南大門から上宮本殿への階段です。九十九段あり、大蛇が築いたと言われる伝説があります。
授与所では各種お札やお守りの販売されています。
「下宮への道」と個人的に思う「パワースポット」
下宮参拝のご案内看板があるので下宮へ向かいます。上宮だけの参拝だと片参りになるため下宮でも参拝しましょう。
上宮と下宮では同じ神様を祀り、「上宮」は国家の神として「下宮」は民衆の神として崇められています。
元来た道を戻ります。来た道にもあった若宮神社前を左に曲がり、下宮への階段を降ります。
階段を降りたところに下宮へ向かう直線の橋があります。森林の中にあり、この場にいるとすごく気持ちがいいと思いました。
人にもよると思いますが、私にはここが一番パワースポットだと感じました。
あまりにも気持ちが良くてしばらく佇んでいました。身体に癒しが入ってきて疲れが消えていくような感じでした。
ちょっとだけ余談ですけど、たまにストレスとか何かあると夜眠れなくなる時があって、その時期が宇佐神宮への参拝時期と重なったんです。
森林のマイナスイオンを浴びたからか、何か分からないんですけど、その日からすごく眠れるようになりました笑
すごく気持ちが良かったのでまた行きたいです。
そして森林を抜けると看板があるので真っ直ぐに進みます。
下宮に着きました。本殿と同じように左から一之御殿・二之御殿・三之御殿と参拝します。
参拝が終われば表参道の道へ戻ります。
八坂神社
下宮を出てしばらく歩くと八坂神社があります。疫厄消除の神様がお祀りされている神社です。
修復工事をしていましたが、コロナ禍に見舞われた令和2年に修復工事が完了し、社殿が甦りました。
ぜひ参拝したい神社の一つですね。
その他の名所(菱形池・願掛け地蔵・御霊水)
菱形池
八幡大神が現れたとされる菱形池です。
「願掛け地蔵」「御霊水」
宇佐神宮 パワースポットめぐり
「願掛け地蔵」
「夫婦石」
「御神木の大楠」
「御霊水」明日からは夏越祭りです✨#宇佐神宮 pic.twitter.com/HLOKnBvzar
— 豊の国千年ロマン観光圏 (@millenniumroman) July 30, 2020
一生に一度だけ願いを叶えてくれるという「願掛け地蔵」や、三つの霊泉からなり、八幡大神が現れたとされる「御霊水」などの名所もありますので、ぜひ巡ってみてください。
帰りにご朱印帳を購入、御朱印をいただきました
帰りに御朱印帳を購入しました。初穂料は1500円。その他には同じ柄の紺色と、御神紋をイメージした白色のご朱印帳があります。
オリジナルご朱印帳で金色のものもありましたが、そちらは3000円でした。宇佐神宮の絵が入っていて素晴らしいご朱印帳でしたが、手が出ませんでした…。
朱印記帳代は300円です。
まとめ
今回は宇佐市南宇佐にある宇佐神宮でした。全国に約110,000ある神社のうち八幡宮が一番多く、40,600社あまり。宇佐神宮は全国にある八幡宮の総本宮として大変有名な神社です。
かなり広い敷地に数々の名所がありますので、天気のいい日にゆっくりと訪れたい神社です。
仲見世通りにお店もありますので、ぜひ立ち寄りたいですね。ランチで行きましたのでまた後日お話しします♪